骨折り得の
突然ですが僕の趣味はモトクロスです。
モトクロスが何かわからない人は調べてください。
…嘘です。
簡潔に説明いたしますと舗装されていない砂まみれのコースをオートバイで走って、その速さやテクニックを競う競技です。
そんなことをかれこれ14年近くやらせていただいております。
直線をフルスロットルで走ったり、ヘアピンカーブを綺麗に抜けた時には前後一週間分のストレスがぶっ飛びます。
そして年に何回かの草レースでライバル達(と言っても口も聞いたことの無い中年男性がほとんどですが)と競い合い表彰台に立った時の快感ったらありません。
しかし、モトクロスはご想像通りの危険が伴う競技です。
打撲、擦り傷なんてレースになるとつきもの、骨折だって日に一回は出ます。
当然僕にも骨折の経験があります。
直線で後続のライダーにおかまを掘られた時です。
二人とも離されまい追いつかれまいといつも以上の速度で駆けます
そんな状態で二台のバイクがぶつかるとどうなるでしょう?
僕を追っていた人は横転し地面に放り出されました。
そして僕は…
前輪だけが地面についた状態で2mほど前へ体だけ飛ばされました。
…ここまでしか覚えてないです。
その後の記憶は救急隊に意識を確認されているところからです。
気絶していたのではなく覚えていないみたいで、人間というのはトラウマを作らないために記憶を無意識に消すのだとお医者さんに言われました。
幸い(?)足首の骨折とヘルメットの全損で済みましたが、不自由な体になってしまいました。
そして一年後、今度は逆の足首を折った僕はその時面倒を見てくれた先輩と交際するに至りました。
どうですみなさん?
体を動かしストレス発散、怪我をしても彼女ができる。
モトクロスって楽しそうでしょう?
競技人口が減ってきているのが現実ですが、そんな競技だからこそこのブログを読んで興味を持った人は是非初めて見てください。
…まぁ二回目の骨折は公道での自損ですけどね